妊娠中や妊娠希望の看護師さんも多く働くクリニック。夜勤があるクリニックは少なく、体力的に負担をかけずに妊娠から出産に向けての準備が出来るということで人気を集めています。
しかし、妊娠中はクリニックでも働き方は注意が必要です。お腹の中にある一つの大事な命を守るためにもチェックしておきたいポイントを紹介したいと思います。
クリニックの人間関係は良くも悪くも密
妊娠中に注意しなくてはならない問題の一つ「ストレス」。外的要因も多くの影響を与えると言われています。ストレスがかかりすぎると妊娠高血圧症候群などのリスクも高まってしまうのでなるべく落ち着いた生活を送ることが大切です。
妊娠中には人間関係でのストレスを回避
個人経営のクリニックは特に少人数で仕事をすることが多くなります。数十人のスタッフで仕事をする病院よりも人間関係は濃く、万が一スタッフとの関係が悪くなると多大なストレスを抱えてしまいます。
妊娠中は人間関係が良いクリニックで精神的な負担をかけずに働きましょう。院長先生のワンマン経営や同族経営などはあまり良い印象がないようなのでクリニックで働く際に頭の片隅に置いておいても良いかもしれません。
業務の見直しで身体への負担を軽減
入院施設があるクリニックでは夜勤も必須となることもあると思います。夜勤はホルモンバランスを崩し、切迫流産などの原因になる場合もあります。
夜勤などハードな業務が多い場合には早めに上の方に報告し、出来るだけ負担を少なくしてもらえる対応をしてもらいましょう。
人数が少ないクリニックでは働き方を相談
少人数で業務を行っているクリニックでは、一人看護師が抜けただけで仕事が回らなくなることもあります。妊娠中に体調が悪くなっても休むことができない、なんてことも出てきてしまいます。
そのようなことにならないように常勤や正職員にこだわらずにパートへと雇用形態を変えることも子供のためには大切なことです。これも早めに院長先生などに相談して一緒に働き方を考えてみましょう。
妊娠中にも看護師の仕事を続けるために
自分にかかる様々な負担はお腹の赤ちゃんにも何かしらの影響を与える可能性があります。看護師の仕事をしながら出産に臨むためにしっかりと働き方を見つめ直してみて下さい。
今の環境で落ち着いて業務が出来るのか、他に妊娠している方へスタッフの対応はどうなのか、視野を広く持ってクリニックを見てみると良いと思います。