履歴書には趣味や特技を書く欄もありますよね。正直に書きたいけれどちょっとコアなことを書きすぎると面倒な人だな、と思われてしまうし、かといって軽すぎる内容もダメかもしれないし、と何を書けば印象が良いのかがわからない看護師さんも多いと思います。
正解や不正解があるわけではありませんが、これはNGだなと採用担当者に感じさせてしまうものもありますので一つずつチェックしていって下さい。
採用担当者が趣味・特技欄で見ているものとは
趣味や特技は、その人の素の部分が出ます。どんなものが好きで、どんなことをしてきたのか、人柄が出るといっても良いと思います。採用担当者はこの趣味や特技であなたの人となりを判断しているのです。
面接の際にも緊張をほぐすためにあえて趣味や特技のことに触れてくる採用担当者も多いですし、それによってうちの職場でやっていけるのかな、という一つの判断材料にもなる部分です。
あまり良い印象を与えづらい趣味や特技
同世代の友達などと会話して盛り上がる分には良いのですが、相手は採用担当者。年齢も世代も離れている可能性もあります。そんな方に対してフィギュア集めやアニメ鑑賞などという趣味を書き、面接時にそれに対して熱弁されても・・・と温度差を感じてしまう可能性は大いにあります。
採用担当者の温度感を確かめて空気を読む
フィギュア集めやアニメ鑑賞を書くのが良くないと言っているのではなく、面接時に質問された際には採用担当者の温度感を確かめながら話をすることが大切です。
時には趣味や特技に対する感情を少し抑えて話すことも必要となります。看護師という職業も人と人が接するお仕事、こういった所も採用担当者がチェックしています。
やったこともない趣味や特技を書くことはダメ
印象の良いことを書きたくて嘘を書いてしまう看護師さんも中にはいると思います。これはどうしても深く深く内容を掘り下げられた時に必ずボロが出てしまうので絶対に書いてはいけません。
初対面、ましてやこれから一緒に仕事をしていく仲間になるかもしれない人から嘘をつかれたら信用できなくなりますよね。最低限、自分の書いた趣味や特技を詳しく話すことのできるものだけを選んで履歴書には書きましょう。
印象が良く、看護師の職場にも活かせる趣味・特技がベスト
例えば、学生時代に部活でやってきてまだ続けているものは印象がとても良いです。長く続けていること、そして大会などで成果が出たものは具体性も高く、忍耐力もあるな、と良いイメージを与えることが出来ます。
また、最近では若い方も多く趣味としている登山やマラソンなども好印象です。苦しくても目標に向かって努力しているということは、職場でも看護師として人として成長するために努力を惜しまない人なんだな、と感じてもらうことができるでしょう。
履歴書の趣味・特技の書き方まとめ
趣味や特技を書く欄はあまり大きくないことが一般的です。そのため、文章で書こうと思っても書ききれないこともあると思います。そんな時には無理に文章にはせずに、箇条書きで趣味や特技を書いても大丈夫です。
趣味や特技を一つに絞らずにいくつか書くことで採用担当者も質問する時にその中から気になるものを選ぶことも出来ますし、もしかすると共通の話題があるかもしれません。自分のしてきたことを紙などに書き出し、どの趣味・特技を書くのが良いのか考えてみましょう。