「履歴書の自己PRって何を書けばいいんだろう?」と悩んでいる方も少なくないと思います。なんか自分の良い所を書くのはなんか恥ずかしいし、謙遜して控えめに書いたほうがいいかも、と自己PR欄の書き方を勘違いしている方も多いです。
自己PR欄はその名の通り、自分をアピールする場所。積極的にアピールして採用担当者に良い印象を与えたいところです。
ただただ今までの自分を書いてもしょうがない
「これまでこんな診療科で働いて、頑張ってきました」と経歴をただ書き綴っても自己PRにはなりません。それを元にどのような働きができるのか、ここを採用担当者は見ています。
今までの経験がこの職場で活かすことができるのか、プラスに働くのか、という採用担当者の考えを踏まえて文章を作成していきましょう。
まずは自分の長所を考えてみよう
自分で思うことや職場の同僚・患者さんなどから言われたことなどを書き出してみて下さい。その中で特に職場に貢献できるであろう一つの長所について掘り進めて自己PRを作成していきます。
ここでの注意点は、いくつもの長所を羅列して内容の薄い自己PRにならないようにすることです。これも書きたいし、これも・・・というように書いてしまうと採用担当者としても注目点が分散してしまって印象に残らなくなってしまいます。
選んだ自分の長所とそれにまつわるエピソードをまとめる
例えば、「チームワークを大切にした看護」が自分の長所だった場合。それだけを自己PR欄に書いても上辺ならいくらでも書ける、と採用担当者は感じてしまいます。そこで、具体的なエピソードと共に自分の長所をアピールする必要があります。
以前の職場で笑顔のなかった患者さんに対して同僚と協力して看護し、退院する際には素敵な笑顔と感謝の言葉を頂けた、など具体的な事例と共に根拠もしっかりと記載しましょう。
最後に自分の長所を活かしてどのような働きができるのかを書く
自分の長所を書き出し、それを裏付けるエピソードを書くだけでは希望する職場でどのように貢献できるかを伝えることは難しいです。そのため、自分の長所から希望する職場で何が活かせるのか、貢献できるのかをしっかりと明記しましょう。
その締めの言葉を希望する職場を選んだあなたの志望理由と重ねれば、より良い自己PRの文章となります。志望理由、自分の長所、根拠のあるエピソードを上手く繋ぎ合わせると採用担当者にもあなたのことが伝わりやすくなるのです。