保育園に払う保育料は家庭にとって本当に大きな出費だと思います。保育料が比較的安い院内保育所があればいいのですが、全ての病院にあるわけではないので近くの保育園にお子さんを預ける方も少なくありません。
この保育園にかかる保育料を職場が補助してくれる制度が保育手当です。実は全ての看護師さんに支払われるわけではないのです。
ママさん看護師が保育手当を受け取るには?
一言でいうと保育手当は「福利厚生の一部」です。福利厚生とは、企業が従業員に対して支給するものであり、法律などで定められているものではありません。つまり、病院やクリニックによっては保育手当という制度自体ない可能性があります。
結婚をし、子供を考えた時に保育手当を思い浮かべると思うので、事前に確認していない看護師さんも多くいるようです。また、男性看護師さんでも保育手当を受けることができる病院もあるのです。
保育手当の平均支給額について
病院によってかなりのばらつきがあるため、一概には言えませんがおよそ「数千円~2万円」が平均となるでしょう。それでも少し保育料の足しになると考えればプラスですよね。
ちなみに、ある病院では3歳になるまでの保育料の全額を支給したり、勤務時間によって支給額を変動させる職場などもあるようです。やはりあらかじめ師長さんなどに確認をしてみる必要がありますね。
保育手当を支給する病院は増加傾向?
まだまだ看護師不足と言われていますので、保育手当を福利厚生に組み込む病院は増加傾向にあるといえます。
少しでも早く、即戦力になり得るママさん看護師を受け入れたい職場はたくさんあります。もしかすると、保育手当の額も増えていくかもしれませんね。