寄稿: 産休 – るりの看護師1年目より(初出2010年6月25日)
労働基準法で働く女性の母性を保護するために「産休」と言う制度がある。
産前6週・産後8週。
これが国の決めた産前・産後休暇の期間である。
とは言え、赤ちゃんなんていつ生まれるか分からない。
産みたい時に生まれる訳ではない。
通常40週・280日を経てこの世の中に出て来るらしい。
「この日にエッチしたから、えーっとぉ・・・この日が誕生日ね!」と計算通りにはいかない。
だいたいこのぐらいに生まれるだろうという予定を立てる。
最後にあった生理の初日を基準にして月に9を足し、日に7を足せば出産予定日というワケだ。
例えば6月25日に最後の生理が始まったのだとすると6+9=15 そして25+7=32になる。
実際には15月32日という日はカレンダーには無いので15月を繰り上げて3月。
月数から3を引いても同じ計算となる。
32日も6月は30日しかないので1ヶ月と2日。
なので4月2日が予定日と言われる。
その出産予定日から逆算して6週前が産前休暇の始まりとなる。
予定日より早く生まれるとそれだけ損だし遅く生まれると得をする事になる。
因みに私の場合は予定日より5週間も早産してしまった為、まるっきし産前休暇は無かった。。。
これからゆっくりしようとした矢先に破水してしまったので損も良いとこだ。
そのぶん産後に回してくれよと言いたかったが、そんな救済制度はないらしい。
付け加えだが。。。
双子以上の多胎児妊娠の場合は14週間の産前休暇がある。
帝王切開の場合は8週より長く産後休暇がとれる。
産後、早く働きたい人は6週を過ぎて異常がなければ働ける。
法律は知らなければ損をする事が多いようだ。