寄稿: 「レポート書き直せ」と言われたが – ある“遅咲き”男の看護学Ⅱより(初出2004年9月15日)
呼ばれて行ってみたという件ですが、夜7時ごろになってもう一度行ってみると、今度はその先生がいました。
用件は、レポートを書き直せということです。
まず、このレポートでは「何が言いたいのか読み取れない」と言われました。
ではどんな内容だったらいいのかと聞くと、「授業で話した内容に沿っていないとダメだ」と言われました。
おかしいなあ。今急に言われても思い出せないけど、確かこのレポートは、主題が決まっていたぞ。
その主題は「私が考える生活者としての人間」だったぞ。
ところが私が考えるんじゃダメって、どういうことだよ。
授業内容に全然沿ってないレポートだったら確かにダメだろうけど、主題からして「生活者」ってなってるわけだし。
科目の名前が生活行動論Ⅰだから、そんなにかけ離れた内容になるはずがない。
それに、「講義やグループワーク、文献による学習等を通じて自分の考えをまとめる」という一文まで成績評価の用紙に書いてある。
だから自分で調べてまとめたのがダメなんて理由はないはずだ。
先生は「授業に沿った内容をまとめた上での意見なら良いけど、私見はダメ」みたいなことを言ってました。
なら先生、そういう大事なことは先にそう言ってくれないと、ちゃんとしたレポート書けないよ。
「私が考える」ってことを鵜呑みにして、自分で調べて、それをまとめたレポートが「値打ちない」と言われても、それなりの手間ひまがかかってるんだから、そうそう簡単に引き下がるわけにはいかないです。
それに、このレポート自体の内容も「まとまっていない、どこに自分なりの見方があるのか読み取れない」とか言われましたね。
そりゃ言われたそのときは、レポートの内容を覚えてなかったですから、そんなに強く反論しなかったけど、帰って読み直してみたら、そんなことない。ちゃんと自分なりの文脈ってものはありましたよ。
「読み取れない」なんてことを何度か先生は言いましたねえ。でも自分としては、それなりの出来にはなってる自信がありますよ。
じゃあ「読み取れない」ってのは、どういう意味でしょうかね。こうなってくると、もう密室で議論してもラチがあきませんよね。
少なくとも不可にされそうな勢いってのは、全然納得できません。
これはイジメじゃないですか?もしかして、そういうこと?
いや、こちらにも覚えが全然ないわけじゃないですからね。でも自分が悪いわけじゃないですよ。
また私に戦わせようっていうんでしょうか。
・・・この件も長くなってしまうかもしれません。